音楽理論_メロディ



メロディについて

基本はKeyに合ったスケールを用いる。

基本的に、メロディはKeyとなるスケールの音を使います。

ダイアトニックコードでのメロディーの音にスケール外の音を用いると、コードに馴染まないメロディになります。


コードトーンの音を用いる。

コードトーン(和音の構成音)を意識した音を使うことで、コード進行にあったメロディを作ることができます。

ただし、コードトーンだけでは選べる音に限りがあり、メロディとして不自然になります。

そこで、「ノン・コードトーン」を上手く活用することが必要になります。

※コードトーンについては音楽理論_コードを参照。


印象付けたい音を拍のオモテに用いる。

拍のオモテでコードトーンを使うと、コード感が強調されます。

拍のオモテでノン・コードトーンを使うと、ジャズのような緊張感が強調されます。

コードトーンもノン・コードトーンは拍のウラに使うと、自然にメロディの一部に加えられます。


ノン・コードトーン(非和声音)について

ノン・コードトーンとは

ノン・コードトーンとは、コードトーン以外の音のことです。

さらに、ノン・コードトーンは「テンション」と「アボイド・ノート」に分けることができます。


Key=CメジャーでのCM7ならば以下のように分類できます。

C : 1th  = コードトーン
D : 9th  = ノン・コードトーン(テンション)
E : 3th  = コードトーン
F : 11th = ノン・コードトーン(アボイド)
G : 5th  = コードトーン
A : 13th = ノン・コードトーン(テンション)
B : 7th  = コードトーン

Key=CマイナーでのCm7ならば以下のように分類できます。

C   : 1th  = コードトーン
D   : 9th  = ノン・コードトーン(テンション)
E♭ : 3th  = コードトーン
F   : 11th = ノン・コードトーン(テンション)
G   : 5th  = コードトーン
A♭ : 13th = ノン・コードトーン(アボイド)
B♭ : 7th  = コードトーン

ノン・コードトーンの利用方法から見た分類

経過音(ケイカオン)

経過音とは、コードトーンの間を埋めるように存在する音のことです。

Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)において、「ド → レ→ ミ → ファ→ ソ」と動く場合の「レ」と「ファ」の音が経過音です。

二つの和声音の間にあって両者を順次進行で継ぐ役目を担い、音の高低の上げ下げ幅をあまり急激にしないことで、滑らかな曲調にすることができます。


刺繍音(シシュウオン)(補助音とも呼ばれます。)

刺繍音とは、和声音(コードトーン)から隣接する非和声音(ノン・コードトーン)に移動し、元の和声音に戻る旋律の形です。

Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)において、「ド → レ → ド → レ → ド」と動く場合の「レ」の音が刺繍音です。

音符が刺繍のように上下していることから命名されたようです。


倚音(イオン)

倚音とは、コードの変わり目の最初の音に、コードトーンに隣接する音(ノンコードトーン)を用いる場合の音のことです。

Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)において、「レ → ド」と動く場合の「レ」の音が倚音です。


通常、コードの変わり目の音はコードトーンであることが多いのですが、あえてノンコードトーンを用いることで不協和が強調されます。

その不協和による緊張感を解決しようとして、下(または上)のコードトーンに動く流れが生まれます。

倚音は4小節テーマの楽曲における2小節目に用いられることが多いといえます。


掛留音(ケイリュウオン)

掛留音とは、前の和音の音をタイで引っ張ってずれ込ませ、不協和を作る音のことです。

ある小節で倚音となる音がその直前の小節からタイでつながっているときにの音ということになります。

Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)からFメジャーコード(ファ・ラ・ド)へ移る際に、例えばCメジャーで奏でた「ソ」をFメジャーまで引っ張る場合が挙げられます。Fメジャーでは「ソ」はノン・コードトーンであり不協和が発生するが、メロディとしては自然に聞こえるのであえて音を用いるという手法です。


先取音(センシュオン)

先取音とは、次の和音の音を先取りすることで不協和を作る音のことです。

発想としては、掛留の逆です。

先取音は同じ音を二連打するケースが多いと言えます。


Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)からFメジャーコード(ファ・ラ・ド)へ移る際に、例えばCメジャーの末尾で「ファ」を奏でて、Fメジャーに移り「ファ」を奏でる場合が挙げられます。


逸音(イツオン)

コードチェンジの直前に現れる音で次のコードトーンの音を先に鳴らします。

先取音に似ていますが、逸音は二連打せず別の音で落ち着くという特徴があります。

Cメジャーコード(ド・ミ・ソ)からFメジャーコード(ファ・ラ・ド)へ移る際に、例えばCメジャーの末尾で「ラ」を奏でて、Fメジャーに移り「ファ」を奏でる場合が挙げられます。


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